【100万円以上の出費】女1人旅で海外に行くメリットはあったのか

こんにちは、ひつじです!

これまで2023年3月、退職金を使ってヨーロッパへ1人で行ってきた様子を長々と記事としてまとめました。

せっかく大金を使って行ったので

「楽しかったです(ニコッ)」

で終わりにはしたくなくて、時間がたった今だからこそ行く価値はあったのか自分なりに考察していきます。

この記事を書いた人
  • 30代独身のみなとみらいOL、転職経験は2回
  • 2025年1月に始めたブログ初心者
  • 26歳ごろまでは浪費癖によるアイフル利用経験あり(借金最大80万)
  • 現在はモノより経験にお金を使いつつ資産形成をゆるりと頑張っています
目次

初めての海外1人旅で得られたこと

4つのメリット

  • 日本での当たり前が海外では通用しないことを実感できた
  • スリや犯罪に合わないようサバイバル精神が培われる
  • 小さな成功体験の積み重ねで自信がつく
  • 自分の抱えていた悩み・不安がちっぽけなものだと思える

日本での当たり前が海外では通用しないことを実感できた

当たり前といえば当たり前なのですが、日本という国はとても恵まれている環境なのだと身をもって知ることができました。

トイレの便座は冷たいのが当たり前(寒い時期に行ったので辛かった)
駅や観光施設のトイレは基本有料
3つ星ホテル以上でもバスタオルはごわごわ、ケトルはないのが基本、足音や扉の開閉音が気になり耳栓必須なことも。また、基本シャワーのみでバスタブはない。
エレベーターがガタガタ音を立てて揺れるので不安を感じる
電車内や飲食店の中に物乞いの人が入ってくる

日本にはない上記のことが当たり前のように存在するのでカルチャーショックをうけました。

特にバルセロナにあるマクドナルドで昼食を食べていた際、紙コップを持ったよぼよぼのおじいさんが物乞いに来たときはかなり衝撃でした。

スリや犯罪に合わないようサバイバル精神が培われる

私は旅行に行く際必ず相棒としてカメラを持っていくのですが、ヨーロッパ1人旅ではNikonZ6Ⅱ、NikonZ30のカメラ2台持ちでいきました。

高価なカメラを2台ぶら下げている、しかも女1人ということもありスリや犯罪に合うのではないかとずっと気がかりでした。

海外の観光地は外国人を狙ったスリもかなり多いと聞きます。

日本では割とカメラをどこかに置き忘れても忘れ物センター等に行けば戻ってくる可能性が高いですよね。

最悪カメラを盗られても買い直せばいい話かもしれませんが、中にある写真データは二度と同じものは撮れないものばかりです。

なので

・荷物は一瞬でも置きっぱなしにしない
・ホテルに金庫がない場合はスーツケースに盗られたくないものを入れ、防犯ベルトでロックする

等の対策をしていました。

1人旅だととお店で飲食中お手洗いに行きたくなった際、荷物を見てくれる人がいないので全ての荷物を持っていかなければなりません。

カメラ等の荷物が多いと地味に大変なんですよね。(なのでトイレ我慢しがち)

また、犯罪行為に巻き込まれないよう

・お酒は飲んでも1日2杯まで、それ以上飲みたい場合はホテルの部屋で飲む
・21時までにはホテルに到着するようにする

のマイルールを決めていました。

訪れた国に対して嫌悪感を覚えてしまう、二度と海外には行かない、国内旅行で十分

と思ってしまうことは絶対に嫌だったのでこれらのルールを守って無事に帰ることができてよかったと思っています。

(旅行後半で体調不良になってしまったけど…)

小さな成功体験の積み重ねで自信がつく

電車の切符を買う、チェックイン手続きをする、ツアーの待ち合わせに行く、人に尋ねごとをする

大人であれば当たり前にできる行為が海外で1人となると大冒険になります。

現在はとても便利な世の中になっているので、Googleマップで目的地を検索すれば電車の乗り換え含め最適な経路を提示してくれます。

それでも慣れない海外だとどうしても分からないことが出てきてしまい、人に尋ねるしかない状況に。

発音もよろしくない・簡単な日常会話程度の英語しか話せない私ですが海外で初めて外国の方と意思疎通ができた時は本当に嬉しかったです。
(つたない英語と緊張のせいで中々1回では伝わらなかったけど)

こういった小さな成功体験を積み重ねることで滞在中も日を追うごとに自信がついてきました。

自分の抱えている悩み・不安がちっぽけなものだと思える

インターネットの普及により世界中の人をより身近に感じることができるようになった昨今ですが、海外1人旅に行くと世界はなんて広いのだと身をもって知ることができます。

見慣れない景色・聞きなれない外国語の飛び交う環境の中で散歩をする、ベンチに座ってぼーっとするただそれだけの行為が脳に刺激を与えてくれることを実感できます。

私がヨーロッパ1人旅に行った際は、初めての転職で新しい会社に入社することが決まっていた時期だったので

「これからうまくやっていけるんだろうか、入った会社がブラック企業だったらどうしよう…」

という大きな不安がありました。

ですが、日本を出て今まで見たことのない景色や人々の活気ある姿に触れることで自分の存在の小ささを実感することができました。

また、旅行から帰って数年たった今も
仕事でミスをしてしまった時・理由は分からないけどとにかく落ち込んでしまう時
そんな時には旅行で撮った写真を見て過去の感動を思い出すことができるのもメリットの1つだと思っています。

1回の海外旅行で100万円以上使う価値はあったのか

1社目を退職する際、退職金と解約した持株会含め110万ほどもらいました。

2023年ヨーロッパ1人旅に行った際は転職が決まっていて未来が不透明だったこともあり、とにかく自分の行きたいところに行く・やりたいことをすると決めトータルで120万ほど使ってしまいました。

(転職って実際入社してみないと分からないことがあまりにも多すぎますよね)

博多弁ひつじ

使い過ぎじゃ⁉

確かに海外1人旅にはいかず110万円のお金を全額S&P500などのインデックス投資に回していたら大きな資産形成の一助になったことでしょう。

それでも海外1人旅には行って終わりだけではない、素晴らしい体験価値があると自信を持って言えるので一度も後悔したことはありません。

また私のように多くのツアーやアクティビティに参加する、スポーツ観戦やディズニーで遊ぶ等で多額のお金を使うことはしなくても

食べる・移動する

この2点さえ行えば私が上げた海外1人旅の4つのメリットを感じることができると思います。

もっと気軽に海外に行ける世の中になったらいいな

ヨーロッパ1人旅に行ったのが2023年3月。

当時と比べて円安や物価高の進行により海外旅行はかなりのハードルの高いものになってしまいました。

近場のアジアならともかく、欧州やアメリカに1人で行くことの1番のハードルはお金になってしまいます。
(私は野球観戦が好きなので、死ぬまでに本場アメリカでメジャーリーグ観戦をしてみたいという密かな夢を持っています)

正直今の日本に手取りが大幅に増える・物価高が落ち着く等明るい兆しはあるかと問われればポンコツ会社員の私でも

「ないかな…」

と思ってしまいます。

実際私も100万以上の退職金がなければヨーロッパ1人旅には行けなかったことでしょう。

この記事を書くにあたり現在の日本のパスポート保有率が気になって調べてみたのですが2019年の23.8%から2023年は17.0%まで減少してしまっているようです。
(参考:パスポート保有率17% 「海外行きたいと思わない」Z世代が増加 若者の意識に変化

パスポートを取得するだけでも決して安くないお金がかかってしまいます。

それでも自分だけでなく、若いうちに多くの方が気軽に海外に行けるような世の中になればよいなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

30代ひつじ年生まれ マイペース会社員
関東で一人暮らし

みなとみらいと地元福岡が好き
写真が好きでサイトで使用している写真は全て自分で撮ったものです

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