暑い、いくら夏とはいえ暑すぎる…。
こうも猛暑な日が続くと自律神経が乱れてすぐ疲れちゃいます。
会社に出社するだけでなんだか老けているような気がする…。
そんな日々を過ごしていると、ふと
「温泉に浸かって、何も考えずにのんびり過ごしたい…」
と思うように。
出張によりホテルには飽きてきた私がネットで色々と調べ、行き先に選んだのは福島県の湯岐温泉にある和泉屋旅館。
落ち着いた和の雰囲気と、心まで温まるお湯、そして旬の地元食材を使った料理が評判の宿です。
今回は関東から1泊2日、誰にも気を遣わない“ごほうび1人旅”をしてきました。
温泉に浸かり、美味しいものを食べ、静けさに包まれる贅沢な時間——その魅力を紹介していきます
福島 湯岐温泉 和泉屋旅館の基本情報
住所 | 〒963-5533 福島県東白川郡塙町湯岐湯岐17 |
アクセス | JR水都線 磐城塙駅から片貝行きのバス(平日のみ)で湯岐まで30分、 湯岐バス停より徒歩で2分 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
電話番号 | 0247-43-0170 |
温泉 | あり(16:00~22:50、翌朝6:00~) |
送迎サービス | なし |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | ~10:00 |
公式サイト | https://yujimata-izumiya.net/ |
バスが運行しているのは平日のみとなります。
旅館に到着
今回私は郡山駅まで新幹線、駅からはレンタカー移動で旅館へ向かいました。

駅から旅館までは1時間半ほどかかります。
運転中、アナ雪の歌をひたすら1人で熱唱していました笑
歌っていたらなんだかんだあっという間に旅館が近づいてきます。
旅館は山の中にあるので到着直前の道はすれ違いが難しいほどの狭い道になっていました。
(途中何ヶ所か待避所はあります)



坂を登った先の旅館専用の駐車場に車を停め、予約してからずっと楽しみにしていた和泉や旅館に到着しました。
外観からしてTHE旅館という感じでとてもテンション上がります。
中に入ると女将さんが出迎えてくれチェックイン手続きをします。エコの観点からお部屋に歯ブラシは置いていないようで必要なら受付でもらう形になっていました。
チェックイン手続きが終了したら女将さんが館内の説明をしながらお部屋に案内してくれます。
和室 6畳 お部屋の紹介
私が宿泊した和室6畳(禁煙)のお部屋の様子を紹介します。
案内されたのは205号室でした。

女将さんが部屋を開けてくれると畳の香りがふわっと広がり、一気に癒しモードに。
冷房もばっちり効いていました。

部屋にはふかふかの布団と、ゆったり腰を下ろせる座椅子。
机の上にはお茶セットとおせんべいが用意されています。




備品等の紹介

扉を開けると……




入浴セット




歴史ある旅館ですが、洗面台とお手洗いが綺麗に工事されているのは嬉しいポイントだなと感じました。
冷蔵庫もお部屋にはないのですが、部屋を出た1階に共有のものがあります。




部屋に日の光が差し込むのがいい感じやね
源泉かけ流し温泉
続いてはリフレッシュ1人旅には欠かせない温泉の紹介です。
温泉は館内1階の奥へ進んだ先にあります。
鹿の湯
鹿の湯は湯船の近くに源泉が湧き出ている温泉。
基本は混浴で、時間帯により女性の貸切時間があります。
私が訪れた際は16:00~17:00、20:00~21:00の時間帯が女性専用の時間帯でした。




公式HPより引用
熱めのお湯でさっぱりとしました。
八幡の湯
真ん中で仕切りのある男女別のお風呂です。
お湯にとろみがあって温度も鹿の湯と比べ温めだったのでぼーっとしながら長風呂するのに最適だなと感じました。


公式HPより引用
鹿の湯、八幡の湯ともに脱衣所には1つだけドライヤーが設置されています。
(部屋にドライヤーはありません)
正直あまり性能のいいドライヤーではないので髪の長い女性は気になるかもしれません。




少し時代を感じるあまりにもレインボーな文字を見て、1人でニヤついてしまいました。
地元の食材や旬の魚介を使用した料理
私が一番楽しみにしていたお食事の紹介となります。
夕食 18:00~
朝食 8:00~
と時間指定になっています。
夕食
夕食のプランは何種類かあり予約時に選択するのですが、私は「はなわ牛ステーキプラン」にしました。
はなわ牛は福島県塙町で育てられた4等級以上の黒毛和牛です。
当日お腹をすかせてわくわくしながら食事処に行くと…


……
何これ、めっちゃいい。
食べる前からテンション爆上げ、小鉢の多さと器の色鮮やかさにうっとりです。




飲み物は温泉上がりなのもあり、もちろんビールにしました。






こちらはプランにはついていなかった鮎の塩焼きです。
前日までの要予約、+880円で追加できます。
お酒と白米に合う塩加減でとても美味しかったです。
ブログの文章打ち込んでいる今も、また食べたすぎて飯テロです。




途中から持ってきてくれた揚げたての天ぷらと味噌汁、ご飯。
はなわ牛のステーキはじゅうじゅうと音を立てながら焼き上がり、とても柔らかくて塩にもタレにも合うお味でした。


お肉も焼き魚もお刺身も天ぷらも小鉢も食べて大満足の夕食でした。
朝食
朝食も前日夕食を食べた同じ場所となります。


朝食も小鉢たっぷり!
こんなの1人暮らしの自分は絶対用意できないですからね…。
朝からしっかり栄養をもらえました。
みずみずしい西瓜があったのが嬉しかったです。


そして朝食の時間は個室のカーテンが全面的に開いており、目によさそうな緑をたっぷり見ることができました。





優雅すぎるやろ…
ご飯を食べ終わった後はセルフサービスでコーヒーももらえます。(ブラックのみ)


コーヒーをのんびり飲みながら考えていたことはただ1つ。
「帰りたくないよ…」
まとめ・感想
今回和泉屋旅館に行ってみて良かった点・気を付けるべきポイントを以下にまとめています。
予約時旅館からの案内にも「日本語のみ対応となります」の注意書きがなされています。
昨今はどこの観光地にもインバウンド観光客で溢れており「日本語よりも外国語ばっかり聞こえてここは本当に日本ですか…?」状態の時があるので、そのストレスから解放される点にとても満足しました。
最近ホテルや旅館に設定されていることも多い「ひとり旅プラン」
場所によっては平日のみや閑散期のみの設定だったりするのですが、和泉屋旅館ではそういった制限がないようでありがたいです。
他のプランや人数設定でも比べてみたのですが、一人だと急に割高になるということもない印象でした。
基本情報記載の通り、バスの運行は平日のみとなっているで休日に行かれる方は交通手段は基本車のみになってしまうかなと思われます。
髪が長い方、部屋で時間を気にせず髪を乾かしたい方はドライヤーを持参した方が満足度の高い滞在となるかもしれません。
感想
今回の福島 女1人旅は、まさに心と体をリセットできる時間でした。
和泉屋旅館の魅力は、温泉の質の良さはもちろん静かで落ち着いた雰囲気、豪華で健康的なお食事。
お部屋で過ごす時間も、温泉に浸かるひとときも、食事を味わう瞬間も——すべてがゆったりと流れ、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
1人だからこそ、自分のペースで気の向くままに過ごせたこともよかったです。
就寝前にはふかふかの布団の中で読書したり…。


来年福島に桜が咲くころ、またこの場所で過ごせたらなと思っているぐらい大満足の滞在となりました。
気になった方は是非訪れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました